2009年5月 のアーカイブ

大丈夫?千葉県・・・ 大丈夫?裁判員制度・・・

2009年5月29日 金曜日

先週21日,裁判員制度がいよいよスタートしたわけですが,皮肉な事に記念すべき?開始初日に起訴された対象事件4件のうち,2件は千葉県でのものでした。

何が皮肉かと申しますと,確か千葉県は,昨年度の裁判員制度の対象となる事件数を見ても,東京・大阪に次ぐ170件以上もの件数があったのに対し,弁護士の数は総勢430名あまり。

弁護士数で千葉県の倍以上,1000名程度を擁する愛知県や神奈川県よりも対象事件数が多いという事実を考えると,早くも暗雲が立ち込めた状況です。

それに輪をかけて,千葉県弁護士会は,今年1月に「裁判員制度の抜本的見直し及び延期」の決議を賛成多数で採択した経緯がありますので,当然弁護士の足並みは揃いようがありません。

千葉県の例のような弁護士サイドの体制不備に留まらず,取調べの可視化の問題やら様々な面で見切り発車の感が否めない裁判員制度。

日弁連はじめ法曹三者はこぞって『5年という長い歳月の準備期間を経て,万全の体制を整えたうえでのスタート』と申してはおりますが,早晩様々な問題が露呈する事は必至,しばらくは喧々諤々の状況が続くことでしょう。

Wakaben管理人

明日はわが身?

2009年5月21日 木曜日

5月11日付の朝鮮日報に『韓国の弁護士業界に迫る危機』と題する記事が載りました。

「弁護士1万人時代」を間近に控えて,弁護士たちの中にも勝ち組・負け組みの色分けが鮮明になる中,隣接士業の職域拡大・海外のローファームの進出・ロースクール卒業生の出現といった状況が目前に迫り,韓国弁護士業界の危機感はさらに深まっているといった内容。

何かそのまま日本の弁護士業界の状況にあてはまる部分も多く,決して「対岸の火事」として看過できないものがあります。

是非,弁護士会執行部の皆様には,事前に対応策を講じるような危機意識を持った姿勢で臨んでいただきたいものですが,今まで恵まれた環境下で活動されてこ られた諸先輩方が,初めて迎える業界激変の時に,危機感を持ち得るものなのかは疑問に感じるところではありますが・・・

Wakaben管理人

新司法試験

2009年5月18日 月曜日

4回目の新司法試験も終わったみたいですね。

受験生のみなさん,本当にお疲れさまでした。

結局9564名の受験予定者のうち,実際に受験した人は77%の7400名ほど。

今回受験を見送った人が約2000名いるわけですが,やはり三振制度の影響でしょうか。

合否の結果は9月10日に判るわけですけれども,くれぐれもその後に「受験に失敗,将来を悲観して自殺」なんて見出しを新聞紙面で目にする事のないよう願いたいものです。

合格したとしても確実に就職難が待ち受けていますし,仮にうまくどこかに入り込めたとしても,満足のいく収入を提示してもらえるのはごく一部。

競争原理がはたらき,淘汰の時代が迫りつつあるこれから,弁護士になってからの方が苦労多いとも言えるわけですからね。

Wakaben管理人

弁護士として・・・の前に

2009年5月11日 月曜日

先の若弁通信で元日弁連副会長の酒気帯び人身事故を取り上げた矢先,今度は第一東京弁護士会所属の58歳の弁護士が児童買春容疑で逮捕されたとの報道。出会い系サイトで知り合った16歳の女子高生にわいせつ行為をはたらいたという事です。

両弁護士ともに「弁護士として有るまじき行為」どころか「社会人として有るまじき行為」をしてしまったわけで,社会的に相応の報いを受ける事は当然でしょう。

今の世の中,さすがに弁護士を『聖人君子』扱いする人はいないのでしょうけれど,その肩書きのインパクトからマスコミが挙って取り上げる事は必至です。

社会人としてのモラルから逸脱する事なく,くれぐれも取調べを受ける立場にならぬよう気をつけましょう。

Wakaben管理人