若手弁護士の将来を考える会
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裁判員記念バッジ

2009年6月12日

1個160円也の記念バッジが裁判員裁判に参加した裁判員と補充裁判員に配られるそうですね,ご丁寧に,裁判所名とシリアルナンバーが入ったものが。

最高裁総務局の本田能久参事官は『裁判員としての経験を周りの人に語ってもらうきっかけになれば』と話しているそうですけど,生涯にわたり守秘義務を負わされつつ,だけど広報活動はしてくださいねと言われる市民はたまったものじゃありません。

いずれにしても,バッジ欲しさに参加してみようかなどと考える人は,まずいるはずもなく,バッジなんかいらないから,裁判員にもなりたくないと考える人が大半である事は間違いありません。

Wakaben管理人

弁護士も就職氷河期・・・

2009年6月5日

福岡県弁護士会を例に,被疑者国選弁護制度の対象事件が大幅に拡大されたので弁護士需要も増大するはずなのに,採用側の体制不備・体力不足から実際の求人には結びつかず,修習生が就職先探しに苦労しているといった内容の記事がありました。

これってどうなんでしょうね?

国選事件だけで食べていけますか?

個人経営の小規模事務所が大半を占める法律事務所が,採算を度外視してまで新人を採用するでしょうか?

基本的に需要と供給のバランスが崩れているわけですから,今後「食えない弁護士」が多数発生する事は必至,またアメリカからの外国法事務弁護士法人及び混合法人の是認要求等,市場開放の圧力もかかりそうですし,このままでは将来の明るいはずが無かろうというものです。

それこそ弁護士会役員のお歴々の尻に火でもつけば,職域確保・拡大に奔走されるのでしょうけれど,それを座して待つわけにもいきませんし,これから修習生や若手弁護士は自らの手で道を切り開く才覚と努力が必要となることでしょう。

まずは「弁護士の常識」は「世間の非常識」と言われぬよう,バッジさえあれば食えるといったような,あらぬ妄想は捨てるべきでしょうね。

Wakaben管理人

大丈夫?千葉県・・・ 大丈夫?裁判員制度・・・

2009年5月29日

先週21日,裁判員制度がいよいよスタートしたわけですが,皮肉な事に記念すべき?開始初日に起訴された対象事件4件のうち,2件は千葉県でのものでした。

何が皮肉かと申しますと,確か千葉県は,昨年度の裁判員制度の対象となる事件数を見ても,東京・大阪に次ぐ170件以上もの件数があったのに対し,弁護士の数は総勢430名あまり。

弁護士数で千葉県の倍以上,1000名程度を擁する愛知県や神奈川県よりも対象事件数が多いという事実を考えると,早くも暗雲が立ち込めた状況です。

それに輪をかけて,千葉県弁護士会は,今年1月に「裁判員制度の抜本的見直し及び延期」の決議を賛成多数で採択した経緯がありますので,当然弁護士の足並みは揃いようがありません。

千葉県の例のような弁護士サイドの体制不備に留まらず,取調べの可視化の問題やら様々な面で見切り発車の感が否めない裁判員制度。

日弁連はじめ法曹三者はこぞって『5年という長い歳月の準備期間を経て,万全の体制を整えたうえでのスタート』と申してはおりますが,早晩様々な問題が露呈する事は必至,しばらくは喧々諤々の状況が続くことでしょう。

Wakaben管理人

明日はわが身?

2009年5月21日

5月11日付の朝鮮日報に『韓国の弁護士業界に迫る危機』と題する記事が載りました。

「弁護士1万人時代」を間近に控えて,弁護士たちの中にも勝ち組・負け組みの色分けが鮮明になる中,隣接士業の職域拡大・海外のローファームの進出・ロースクール卒業生の出現といった状況が目前に迫り,韓国弁護士業界の危機感はさらに深まっているといった内容。

何かそのまま日本の弁護士業界の状況にあてはまる部分も多く,決して「対岸の火事」として看過できないものがあります。

是非,弁護士会執行部の皆様には,事前に対応策を講じるような危機意識を持った姿勢で臨んでいただきたいものですが,今まで恵まれた環境下で活動されてこ られた諸先輩方が,初めて迎える業界激変の時に,危機感を持ち得るものなのかは疑問に感じるところではありますが・・・

Wakaben管理人

新司法試験

2009年5月18日

4回目の新司法試験も終わったみたいですね。

受験生のみなさん,本当にお疲れさまでした。

結局9564名の受験予定者のうち,実際に受験した人は77%の7400名ほど。

今回受験を見送った人が約2000名いるわけですが,やはり三振制度の影響でしょうか。

合否の結果は9月10日に判るわけですけれども,くれぐれもその後に「受験に失敗,将来を悲観して自殺」なんて見出しを新聞紙面で目にする事のないよう願いたいものです。

合格したとしても確実に就職難が待ち受けていますし,仮にうまくどこかに入り込めたとしても,満足のいく収入を提示してもらえるのはごく一部。

競争原理がはたらき,淘汰の時代が迫りつつあるこれから,弁護士になってからの方が苦労多いとも言えるわけですからね。

Wakaben管理人

弁護士として・・・の前に

2009年5月11日

先の若弁通信で元日弁連副会長の酒気帯び人身事故を取り上げた矢先,今度は第一東京弁護士会所属の58歳の弁護士が児童買春容疑で逮捕されたとの報道。出会い系サイトで知り合った16歳の女子高生にわいせつ行為をはたらいたという事です。

両弁護士ともに「弁護士として有るまじき行為」どころか「社会人として有るまじき行為」をしてしまったわけで,社会的に相応の報いを受ける事は当然でしょう。

今の世の中,さすがに弁護士を『聖人君子』扱いする人はいないのでしょうけれど,その肩書きのインパクトからマスコミが挙って取り上げる事は必至です。

社会人としてのモラルから逸脱する事なく,くれぐれも取調べを受ける立場にならぬよう気をつけましょう。

Wakaben管理人

酒気帯運転+人身事故=業停4ヶ月,これって甘い?甘くない?

2009年4月28日

日弁連副会長も務めたことのある群馬弁護士会所属の弁護士が,酒気帯び運転の上の衝突事故で相手ドライバーに軽傷を負わし現行犯逮捕された。

これを受けて弁護士会は,業務停止4ヶ月の懲戒処分にすると発表。

役所関係などでは懲戒解雇でもあたり前とされる今のご時勢,身内に甘い弁護士会と言われてしまうのでしょうか?

ここは一つ『みんなでJUDGE!』でも皆さんの意見を聞いてみましょう。

投票,宜しくお願いします。

Wakaben管理人

法曹養成と法曹人口に関する緊急提言

2009年4月23日

少し前の若弁通信でも触れました,「法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会」が『法曹養成と法曹人口に関する緊急提言』を取りまとめ,自民党内の該当委員会宛に申し入れするようです。

詳しくは,この会の会員である河井克行議員の「あらいぐまのつぶやき」というブログhttp://www.election.ne.jp/10868/73411.htmlでどうぞ。

緊急提言自体もさることながら,それに対する多くのコメント(当然のことながら賛否両論があり,また,それぞれの立場に隔たった意見も散見されますが)も興味深いです。

いずれにしましても司法制度改革の目的でもある,国民の利便性をより良く,そして身近な存在にと言う理念だけからは逸脱しない方向で進んでもらいたいものです。

えっ! まずは弁護士自身がその旧態然とした業界体質を改善するべきではですって? …ごもっともです。

Wakaben管理人

弁護士受難

2009年4月20日

今月11日に札幌弁護士会所属の弁護士が鉄の棒で殴られたのに続き,16日には金沢弁護士会所属の弁護士が包丁で腹を刺されるという事件が起こりました。

両事件のそれぞれの容疑者は,ともに民事争議に関連して恨みを持って犯行に及んだと供述しているそうです。

短 絡的に犯行に及んだ両容疑者が許されざる事は当然としても,弁護士の方も相対する側などから,不条理ではあっても反感を買うケースが多いわけですから,こ のような事件の被害者にならないよう普段からその態度・言動には気をつけて,未然に防ぐよう心がけなければならないとも感じます。

今やハイリスク・ローリターンが公然と囁かれる弁護士志望,やっと弁護士になっても食っていけないどころか命まで危険に晒されるとは,いやはや難儀なものです。

Wakaben管理人

司法制度改革って・・・

2009年4月1日

自民党では「法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会」という会が発足され,法科大学院のあり方や新司法試験制度について再検討されているようです。

そんな中,大学基準協会や大学評価・学位授与機構など認証評価機関による法科大学院評価でまたぞろ不適合校が続出しており,今後,法科大学院はより一層厳しい立場に立たされることでしょう。

そしてまた,裁判員制度についても見直し策を検討,延期を視野に入れた超党派の勉強会が発足したようです。

二本柱ともいえる新司法試験制度と裁判員制度がこのような局面を迎えると,司法制度改革って一体何だったのだろうかと思いませんか。

Wakaben管理人